時刻合わせをしていたら、突然空転するようになってしまったとのこと。油切れにより歯車の動きが非常に重くなっていた状態で針回しの操作を行ったことにより、歯車の歯先が欠けてしまっていました。今回、オーバーホール、部品交換（ゼンマイ、ツヅミ車）の対応となりました。

時計を落下させてしまった際に小針が外れてしまい、時計が動かなくなってしまったとのこと。このようなケースの場合、針が取付られている歯車の軸ごと折れてしまうことがありますが、幸い軸は無事でした。今回、オーバーホール、切換車交換の対応となりました。

2時位置のプッシュボタンが外れてしまったとのことでお預かりしました。原因はプッシュボタンを固定しているネジの緩みによるものでした。ボタンが外れた状態でしばらくご使用されており、内部に湿気が入り込んでいたため、今回はオーバーホール、プッシュボタン取付直しの修理対応となりました。

針がズレてしまったとのことでお預かりしました。衝撃が加わった際に若干ズレてしまったようです。内部パーツには破損等は見受けられませんでしたので、オーバーホールのみの対応となりました。

電池交換したが6ヶ月くらいで止まってしまったとのこと。油切れにより消費電流が高くなったことが原因です。消費電流が高くなることで、通常よりも電池の容量を早く減らします。過去に電池が漏液した形跡があり、回路が腐食していました。今回、オーバーホール、回路交換の対応となりました。