GLOSSARY時計用語集(あ)

アウトサイズデイト
大型の日付表示のこと。
日付表示を1つの窓ではなく、十の桁と一の桁、それぞれ独立した日付盤で表示させることで大型の数字による日付表示を可能にした機能。
ビッグデイトともいわれる。
アカデミー独立時計師協会(AHCI)
時計技術の継承を目的として結成された団体。
独創的または伝統的な技術による時計作りを行う「独立時計師」と呼ばれる職人が所属する組織。
日本人の会員には、浅岡肇氏と、菊野昌宏氏がいる。
アガキ
部品と部品の隙間のこと。
クリアランス。
部品間の適度な隙間のこと。
アップライト(インデックス)
文字盤上で時刻を表示する数値やマークなどを立体的にすることで視認性を向上させている。
文字盤に埋め込んでいる植字タイプと貼り付けるタイプの2種類がある。
アドリアン・フィリップ
ジャン-アドリアン・フィリップ。パテック フィリップ共同創業者
フランス生まれ。
アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとパテックフィリップを設立した。
アドルフ・ランゲ
フェルディナンド・アドルフ・ランゲ。
A.ランゲ&ゾーネ創業者、時計師。
穴石
回転する歯車の軸を上下から支える人口ルビーのこと。
歯車の軸の摩耗を防ぐのが主な目的。
17個使用しているムーブメントの場合、17Jや17石と表記されることが多い。
アナデジ
メインの時間表示は通常文字盤のアナログ式で、その他の情報を液晶の小窓でデジタル表示する時計。
アナログ表示
針で時間を指すこと。
視認性に優れるほか、時間を連続して表示するため、経過時間、残り時間などが感覚的に分かりやすいというメリットがある。
デジタル表示の反対語。
アニュアルカレンダー
年次カレンダー。
うるう年の表示まで自動で切り替える永久カレンダーに対して、アニュアルカレンダーは手動で修正する必要がある。
アビエーションウォッチ
パイロットウォッチ、航空時計。
計算尺などが搭載されている多機能な時計が多い。
IWC(インターナショナル)やブライトリング、ロンジン、ブレゲなどから発売されている。
油(あぶら)
ここでは時計用油のことをいう。
鉱物油と化学合成油が主流。
主なメーカーはメービスなど。
アラームウォッチ
設定された時刻に音を鳴らすことが出来る時計。
多くはクォーツ時計で電子音であるが、機械式でベルを鳴らすものもある。
機械式の時計では、ジャガー・ルクルト「メモボックス」やバルカン「クリケット」などが有名。
アブラアン・ルイ・ブレゲ
ブレゲ創業者、時計師。
彼の主な偉業には、1780年 ペルペチュエル、1783年 ミニッツ・リピーター用ゴング、1783年 ブレゲ針・ブレゲ数字、1790年 パラシュート機構、1795年 パーペチュアルカレンダー、1801年 トゥールビヨン、1820年 スプリットセコンド・クロノグラフなどがある。
アブラハム・ルイ・ペルレ
ペルレ創業者、時計師。
自動巻き機構を開発したとされている。
アラン・シルベスタイン
アラン・シルベスタイン創業者、デザイナー。
彼の起こした高級時計ブランドの名前。
製品は、幾何学的なデザインや多彩な色使いが特徴である。
全て限定モデル。
アルバート・ペラトン
ペラトン式自動巻き機構の開発をした設計者。
アルミニウム
単体は銀白色の金属で、常温常圧で高い熱伝導性・電気伝導性を持ち、加工性がよく、実用金属としては軽量であるため、広く用いられている。空気中では表面にできた酸化皮膜により内部が保護されるため高い耐食性を持つ。
アンクル
脱進機を構成する部品のひとつ。
機械式時計のムーブメントの中で、巻き上げられたゼンマイのエネルギーを調整しながら解放する役割の脱進機をガンギ車と共に構成している部品。
アンティークウォッチ
アンティーク・ビンテージ・中古品などと様々な表現がある。
一般的には1960~70年代までのものをいうことが多いが、ブランドによって違ったりする。
アントワーヌ・ルクルト
ジャガー・ルクルト創業者。
アントワーヌ・パテック
アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック、パテック フィリップ共同創業者。

イエローゴールド
金素材のこということが多い。
時計業界では、18K(75%)のものや、14Kなどが主流。
強度が弱いので、あまり24K(100%)は使われない。
イグニス
暗所でも見える面発光素子EL(エレクトロルミネッセンス)を使用した文字板。ELバックライトなどということもある。
穴石や受け石のこと。
回転する歯車の軸を上下から支える人口ルビーのこと。
歯車の軸の摩耗を防ぐのが主な目的。
17個使用しているムーブメントの場合、17Jや17石と表記されることが多い。
一番車
香箱車。
機械式時計の動力源であるゼンマイが収められている歯車のこと。
ゼンマイ車とも呼ばれる。
インカブロック
耐震装置。
落下などの強い衝撃から天真が折れないようにするもの。
テンプの受け石に取り付けるバネ。
インダイアル
クロノグラフ等に多く見られる、文字盤に配置されている小さなダイアル。
サプダイアルともいう。
インデックス
文字盤上の目盛。
一般的にアラビア数字やローマ数字、丸型のドットポイント、棒状のバーなどがある。
インナーケース
ケースの中にある軟鉄製などのケースのこと。
耐磁性を高めるためのもの。
インナーベゼル
ケースの内側に設置された目盛付きのベゼル。
プッシュボタンやリュウズによって操作できるものが多い。
ワールドタイムやダイバーズウォッチに使われることが多い。

ウォータープルーフ
防水機能。
製造時の防水機能は、経年劣化で機能低下する。
特にパッキンは劣化しやすいので、定期的に検査をする必要がある。
防水機能を持つ時計に使われる表記。
受け石
回転する歯車の軸を上下から支える人口ルビーのこと。
歯車の軸の摩耗を防ぐのが主な目的。
17個使用しているムーブメントの場合、17Jや17石と表記されることが多い。
受け板
受け、プリッジ。
輪列を保持する部品のこと。
保持する部品によって「一番(香箱)受け」「テンプ受け」などと呼ばれる。
腕時計
腕に装着する時計のこと。
裏スケ(スケルトン)
裏蓋にガラスなどを使用し、内部(の一部)が見えるようになっている時計のこと。
シースルーバック。
裏蓋
時計のケースの裏側にある蓋のこと。
うるう年
うるう日を設けて1年間を366日とする年のこと。
運針
針の動きのこと。
秒針が1秒ずつ進むものを「ステップ運針」という。
秒針が流れるように進むものを「スイープ運針」という。

永久カレンダー
パーペチュアルカレンダー。
うるう年の調整を自動的に行うカレンダーのこと。
「大の月」「小の月」そして4年に一度の「閏月」も管理表示する。
液晶表示
液晶板に電圧をかけることで、表示を行うもの。デジタル時計で使用される。消費電力と発然量が小さいため、1970年代後半にLEDから置き換わった。
エスケープバルブ
ダイバーズウォッチに見られる部品。
減圧時にヘリウムガスを排出する為のバルブ。
エクステンションブレス
金属のブレスレットを簡単に延長する機能。
ウエットスーツを着る際にブレスレットを延長することが多い、ダイバーウォッチなどにみられる。
エコ・ドライブ(光発電)
シチズンが開発した光で発電し、充電するシステム。
エドワール・ピゲ
エドワール-オーギュスト・ピゲ。
オーデマ ピゲ共同創業者。
エドワード・ホイヤー
ホイヤー創業者。
エナメル
装飾技法のひとつ。
独特の艶があり美しいが耐久性は低い。
エピラム処理
時計油の拡散を防ぐための方法。
エングレービング
彫金手法のこと。
和彫りと洋彫りがある。
エンボス加工
プレス加工で凹凸を付ける加工方法のこと。
時計の場合、文字盤やバンドに施すことが多い。

オイスターケース
ロレックスが採用し有名になった防水ケース。
金属の塊から削り出して作る。
スクリューバック(ねじ込み)式の裏蓋と、ねじ込み式のリュウズを採用して防水性を確保する。
オシドリ
巻き芯を押さえてるパーツ。
リューズが抜けてしまう場合は、このパーツに不具合があることが多い。
オフィシャルウォッチ
公認腕時計のこと。
温度係数
温度の変化による精度差を表したもの。
温度差時計
温度差をエネルギーにして動き続ける時計。
ジャガー・ルクルトのアトモスが有名。
音叉時計
当時の機械式時計より振動数が高く精度的に優れていた。
その後、より高振動高精度なクォーツに駆逐された。
ブローバ社のアキュトロンが有名。
オーギュスト・アガシ
ロンジン創業者。
オーバル
楕円。
楕円形のケースのことをオーバルケースと呼ぶ。
オーバーホール
分解・清掃・注油・調整の一連の作業。
分解掃除、分解清掃。
機械式時計の場合、3~5年に一度のオーバーホールが望ましい。
クォーツ時計の場合も同様に必要となる。
輸入代理店によっては、オーバーホールと言う名目でリビルトムーブメントにそっくり入れ替えることもある。
オーリング
パッキンの一種。
断面がO(オー)状のゴム製部品のこと。
丸パッキンともいう。
風防や裏蓋、リューズなどの接合部分にこのゴム製のパーツを取り付けることが多い。
防水時計にはほとんど採用されている。